6/17は、福岡女学院看護大学の公開講座。テーマは「ヒトは動物と共に生きていくためにどうすればいいのか」健康測定会も

古賀市内にある大学「福岡女学院看護大学」。1つの学年で100人の学部生の定員なので、約400人の学部生さんが古賀市を舞台に学びを重ねています。

看護師や保健師を目指す学生さんたちは、キャンパスはもちろん、その中にとどまらず、市内各所の地域の公民館などでも現場で実習中。

そんな福岡女学院看護大学で、古賀界隈に暮らしている方々や、これから学生として学ぶかもしれない高校生、そしてそのご家族などの方に日ごろの学修・研究の一端や大学の雰囲気を知ってもらいたいという思いで、公開講座が開催されるそうです。今年の夏季の開催日は平成29年6月17日(土)。

テーマ:ヒトは動物と共に生きていくためにどうすればいいのか

今回の公開講座では、解剖学や生理学が専門の森本正敏教授が、最近の世の中の時勢にあわせたお話がされるそうです!

平成29年になりイヌがヒトに危害を加えた悲しい事故が2件報告されました。また、妊婦さんがオウム病に感染し、亡くなっています。ペットは、コンパニオンアニマルと称されるようになり、ヒトとの距離が極端に近くなりました。また、飼育する動物の種類も増え、エキゾチックアニマルといわれる動物も増えています。

自分の飼育している動物は、行動的あるいは健康に安全という過信から、傷ましい事故が増えています。これは世界共通のようです。ペットによる咬傷や引っ掻き、動物からの感染症が後を絶ちません。

私たちは、動物がもつ危険性を認識しなければなりません。これは動物を避けるというのではなく、動物の持つ危険性を認識の上で良好な関係を持つべきと思っています。このことを考えていただきたく思っています。

大きく報道されるケースだけではなく、飼い主さんが犬猫のアレルギーを持っていて飼い続けられない…とか、飼い主さんが転勤などで飼い続けられない…というような事例も見聞きします。家族となるペットを、その最後まで看取る覚悟が、私たちには求められています。同時に、動物たちがもたらしてくれる癒しの効果が、私たちの暮らしを心の中から豊かにもしてくれることがあります。

そうした、人と動物のつきあいかた(もっとも、私たち自体も人という動物なんですが)について、向き合うことができるいい機会になりそうです。

参加費は無料。最寄りバス停は、「福岡女学院看護大学前」バス停です。

今年から「古賀市の高齢者外出促進事業」の対象行事に

古賀市の介護支援課さんが発行している「おでかけハンドブック」。今年のモノが出来上がっていました。

冊子の中を見てみると、今回の福岡女学院看護大学の公開講座も対象になっていました。

60才以上の古賀市在住の方が公開講座に参加すると、シールがもらえるそうです。そして、そのシールをたくさん集めるとちょっとイイことが。

イベント会場では、高齢者外出促進事業のノボリが目印です。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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