「みんふるや」です!はじめまして!

古賀すたいるをご覧の皆様

はじめまして。フルヤモトタカと申します。
古屋本好と書いてフルヤモトタカと読みます。
ハンドルネームです。

つい先日、古賀すたいるにライターとして加入いたしまして、今回が1本目の記事になります。

地域情報を取り扱うローカルメディア上で、個人的な話をいきなりするのもはばかられるのですが、少しだけ、私が古賀すたいるに加入した経緯を書かせてください。

みんなでつくるふるほんや「みんふるや」プロジェクトが始動しました。

実は私、最近ツイッターで、

本屋が少ない古賀市にみんなの力で古本屋をつくろう!

みんなでつくるふるほんやだから「みんふるや」でどうですか!?笑

という呼びかけをしました。

なぜ、このような呼びかけに至ったのかは、もちろん、やりたかったから、仮面ライダージオウ的に言うなら、なんかいけそうな気がしたからなのでありますが、いくつかの理由があります。

昨今、電子書籍の隆盛やインターネット通販の普及に伴い、全国的に本屋の数は減少傾向にあります。

それは古賀も例外ではなく、本屋が減っていく現状を嘆く声をしばしば耳にします。

また、本屋の減少とは少し違いますが、商店街などに空き店舗が増えているといったことも、街の課題としてあり、なんだかな~と思いつつ日々を過ごしていました。

そこで何かできないかなぁと、考えていた時に、とあることに気づいたのです。

古賀を含めこの近隣の地域には、街のために何かをやりたい!という人たちで溢れているのだから、本屋さんを自分たちの手で市民活動的にやってしまえないだろうか!?

新刊本屋は無理でも、

みなさんがお持ちの廃品回収へ出す予定の本

読まなくなってしまって本棚で眠っている本

子どもたちが大きくなって読まなくなってしまった絵本

を、使われなくなってしまった空き店舗に詰め込んだら古本屋のようなものならできそうじゃない?

という考えが、私の頭によぎったのがひと月ほど前のことです。

そこからは採算性、実現性、需要、供給などを類似の事例をもとに考えたりする間もなく、とりあえずない頭をひねるだけひねって、最終的に「とりあえずボランティア活動としてやってみよう」、という結論に達しました。

そして、私一人ではなにもできないので、とにかく仲間がほしい一心で、勇気を出してツイッターで発信したところ、古賀すたいるの皆様(古賀すたいる紙面上でなんか変ですが、今回は古賀すたいるの皆様と表現させていただきます)のお目にふれ、お声をかけていただき、無事、古賀すたいるに巻き込まれたという段階が、今の状況でございます。

そして、この「みんふるや」プロジェクトにはまだまだ本も人も足りていない状況ですので、古賀すたいる紙面をお借りして、皆さんに広く知ってもらうために発信させていただいているのがこの記事ということになります。

市民活動としての古本屋

さて、ここからはどんな古本屋をつくっていくのか?という話。

この「みんふるや」プロジェクトですが、私が古本屋として開業したいというわけではなく、みんなで本と気持ちと少しの労力を持ち寄って市民活動的に古本屋をつくっていくというところがポイントです。

もちろんプロジェクトが起動にのるまで、私自身、奔走し続ける覚悟でいるのですが、最終目標は自走していく団体および市民活動です。

街の古本屋さんはだいたい本好きの店主さんがこだわりをもってやっていて、時にとても素敵なコミュニティをつくることがあります。

しかし、店主さんがお店を継続できないと判断したときに、プツリとそのコミュニティもなくなってしまう。

場合によって、コミュニティだけは存続するかもしれませんし、むしろ無くなってしまうからこそ、ひとときの楽しみとして尊いのだという意見もあるかもしれませんが、個人的には、街に古本屋はやっぱりあってほしいなぁと思います。

平たく言えば古本屋のある景色を残したいということになるのかもしれませんが、これは懐古主義的に、あぁ昔はよかったと言っているのではなくて、本の持つ力を信じているからです。本の集まるところには人が集まります。

そして、この時代に長く続いていく街の古本屋さんをつくるにはどうしたらよいのか?

その自分なりの答えが、みんなでつくるふるほんや、みんふるやプロジェクトなのです。

どうやって市民活動として古本屋をつくっていくのか

長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただいた皆さま、もう少しだけお付き合いください。

じゃあ、どうやって市民活動として古本屋をつくっていくのかという話ですが、まずは、皆さまが捨てようと思っている本を当プロジェクトへの寄付という形でいただきます。

それらの本を古本市などのイベントで販売するこで資金を調達していきます。

そして、何年かかるかわかりませんが、資金力、マンパワー、仕組みづくりが充実したタイミングで目標である常設店舗をつくるというところへいければと思っています。

常設店舗はスタッフの問題、家賃の問題などハードルがなかなか高いので、イベント古本市、間借り本屋など小さなステップを積み上げていこうと考えており、もっとよい考え、やり方があれば是非、ご意見を頂戴したいところです。

皆さまへのおねがい

長々と私の思いを書いてきましたが、最後におねがいです。

皆さんがもし捨てようとしている本がありましたら、是非、みんふるやプロジェクトへ寄付してください!
※回収対象はISBNというコードがついた本に限定させていただきます。本屋で買った本なら基本問題ないと思います。雑誌もオッケーです。フリーペーパー等は回収していません。

そして、本の回収作業など手伝ってもいいよ、という方がいらっしゃいましたら是非よろしくお願いします。

みんふるや関連のご連絡は
minfulya@yahoo.co.jp
までお願いいたします。

【記事を書いた人】
フルヤモトタカ 街に古本屋のある風景を残したいという思いにかられ、みんなでつくるふるほんや「みんふるや」プロジェクトを開始。そして無事、古賀すたいるに巻き込まれ、ライター稼業に七転八倒。

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