古賀市選挙管理委員会のホンモノの選挙機材を使って、玄界高等学校で生徒会選挙の投開票が!

選挙。それは、一定の集団の中で合意形成を図るべく、リーダーを決めるもの。

古賀市内なら市長選挙や市議会議員選挙。
福岡県内なら県知事選挙や県議会議員選挙。
国政なら衆議院選挙や参議院選挙。

生徒会でも同様に、生徒会長さんはじめ役員さんの選挙が学校ごとに行われています。

そんな中、古賀市内にある高校の一つ「福岡県立玄界高等学校」では、平成30年度の生徒会の役員さんを決める選挙が行われていました。6月13日に。

それも、古賀市選挙管理委員会の皆さんが全面協力して、実際の選挙にかぎりなく近い投開票で。

生徒さんたちは、本物とほぼ同じ整理券や投票用紙、そして本物の投票用紙交付機や記載台、投票箱を使用し、本番さながらの“一票”を体験しながら、今年度の生徒会長を選出していました。

ちょっと「せんきょ割」なるものをしようとしている関係で、高校生の皆さんがどんな体験するんだろうということで、選挙管理員会の皆さんと一緒に玄界高校にお邪魔してきました。

まずは「選挙」の仕組みを学ぼう!

玄界高校にお邪魔すると、3つの学年の生徒さん全員が体育館に集合!生徒会選挙の始まりです。

まずは、古賀市選挙管理委員会の事務局の職員さんから、「選挙」とは何ぞやとの講義が。それも、高校生の皆さんがわかりやすいように工夫しながら。

400人近い生徒さんが、これから臨む「生徒会選挙」について、そして市町村・都道府県そして国政の「選挙」について、真剣に聞いてくれています。

ちなみに、約15%弱の生徒さんが古賀市在住とのこと。さらにその3分の一くらいは、平成30年11月25日実施の「古賀市長選挙」にも実際に投票する権利を有しているかもしれないとのこと。そう遠くない将来に、本当の選挙に臨むからこそ、興味関心も高いようです。なんか心強いですね。

約20分の講義が終わると、今度は会長・副会長に立候補している生徒さんたちの立会演説会が始まりました。熱のこもった演説が始まりましたが、古賀市選挙管理委員会のみなさんと「古賀すたいる」一味は、投開票のために別室へGo!聞きたかったなー。

投票はじまる

投票所となった会議室では、有権者たる生徒の皆さんを迎えるべく投票所の最終チェックが。

名札もホンモノが。

交付機や、投票整理券も本物です。さらに言えば投票用紙も、本番と同じ紙が。あの鉛筆で書きやすく、折り曲げてもフワッと広がり数えやすくなるあのホンモノの投票用紙です。

有権者名簿との照合方法も、ホンモノの投票のときの手順に準拠して。

ちなみに、投票所を運営する大多数のスタッフさんは、生徒さんたちの中から「生徒会選挙のための選挙管理委員会」を構成しています。投票管理者と投票立会人だけ、先生がご担当。

そうこうしていると、投票のスタート時間がやってきました。クラスごとに順次、投票が始まります。

ドキドキワクワクしながら、記帳台に臨み、そして投票箱に。もちろん記帳台も投票箱もホンモノですよ。

約2時間くらいかけて、3学年すべての投票が終わりました…

今度は開票が始まる

投票が終わると、即日開票ということで、さっそく開票作業が…。

まずは集計に使う機会の動作確認です。あ、当然これもホンモノで(以下略

ここで登場するのが「あんずパック」。集計の前に、投票用紙をチェックして誰に投票されているかを仕分けします。「イチゴパック」や「リンゴパック」ではダメだそうで、「あんず」用じゃないと…と力説する選挙管理委員会事務局職員さん…。(※古賀市の場合です)

ちなみに、古賀市の公式フェイスブックでもステキな笑顔が登場してますよ!

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【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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