知人に、大学生の時に交通事故で左足の膝から下を失った人がいます。義足をつけて日常生活を送っていますが、そうと思わなければ気づきません。今は、デスクワーク中心のお仕事をして暮らしています。時としてバカ話したりドライブしたり。

知人に、お子さんにちょっとした障害があって、だからこその愛情…というか、そうでなくても普通の愛情をもって子育てをしている方がいます。ただ、時として「私が死んだ後にどうなるんだろう」「この子が死ぬまで生きていたいんだがなー」という話になって、なかなか言葉を繫げることができませんでした。

それ以外でも、日常の中で「車イス」「盲導犬」「白杖」「補聴器」「義足」などをつけて活躍されている方ともお会いしたりすれ違ったりします。そして、そうした方が困っているのを見つけた時、何かできることがあるんだろう…と。そして、困っているのに気づいていないままってときもあるんでしょうね。

そんな、気づくことから、支えあうことをはじめられたらいいんでしょうね…。

 

さて、現在、古賀市役所では、「第3期古賀市障害者基本計画」（案）というものを策定しようとされています。現在は、そのパブリックコメント中。１９日（木）までです。

少子高齢化をはじめとする社会環境の変化やライフスタイルの移り変わり、働き方や移動の仕方などに変化がおきています。そうした変化に対応しながら、障害をお持ちの方に心豊かに過ごしていただくために、またご家族はじめ支援をされている方が精一杯取り組めるように、新たな計画に置き換えようとされています。

財源や人手などの制約条件もあるなかで、どのようにしたら持続的に世代を超えて障害をお持ちの方のハンディを下げられるか。そんな悩みもある中で、障害を持たれている当事者の方・ご家族はじめ支援者の方・企業のダイバーシティ担当の方・地域住民の方々それぞれの役割分担のなかで、心安らかに暮らせる古賀の未来図になったらいいなと思います。

というわけで、誰かのために、または、自分のために、コメントを呼びかけられた計画案を読んでみませんか。そして、何か気づいたこと・知りたくなったことがあったらコメントしてみませんか。

気づくことから、読んでみることから、はじめましょう。

●古賀市のパブリックコメントのページはこちら

パブコメってなぁに？という方は、過去記事をどうぞ。
パブコメのススメ　～古賀のまちづくりに参加する、１つのカタチ～

 

 

【記事を書いた人】千鳥足
	大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にＵターン。 趣味： 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。