時の流れと水の流れが、暮らしを守る~第3回・薦野歴史まつり「犬鳴・暮らしの水245年」(2016/11/26)

古賀市薦野(こもの)。

古賀を流れる川の源流やそこから聞こえるせせらぎ、そして木々の緑あふれる、古賀の中でも自然豊かな地域の一つ。そして、西山山系を源流とした水の豊かな場所。古くから豊富な水の恵みがもたらされたまち。

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そんな薦野を舞台に活躍するアイディアマン・谷川さんが、古賀すたいる編集部に新たな企画の話題を持ち込んでくださいました!

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水にまつわる歴史に注目し、今回のテーマは、知る人ぞ知る「清滝の仕掛け水」。

明和9年(1772年)に清滝から上西郷までの約5kmにわたる灌漑用の水路として完成。毎年1月11日から5月15日まで導水されており、そのおかげで清瀧川の水は、今でも久末ダムまで運ばれて、福津市の田畑の灌漑や家庭工場用水として人々の生活を支えています。

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そんな「清滝の仕掛け水」がもたらす古賀(薦野)と福津(上西郷)の絆を、暮らしの水245年として振り返ろう。そして未来につなごう。そんな思いを詰め込んだプログラムが今月末に開催されようとしています。

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お話をされるのは、水の届け先・福津市の郷土史研究家の井上政高さん。そして、文化財を行政の立場から守る古賀市教育委員会の方。そういう企画を、水の届け元で開催する企画です。

薦野公民館は、西鉄バス薦野バス停から徒歩1分。古賀駅からバスに揺られること約25分。バス旅に思いをはせながら、歴史を紐解く1日、いかがでしょう。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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