【古賀はこがんとこばい】「薬王寺おくんち」に行ってみました

古賀市が開催する「リーパスカレッジ まじで気になる100の講座」(後期)の第一号「古賀のまつりを知る『薬王寺おくんち』」を受講し、薬王寺字屋敷に鎮座する白髭神社の秋季大祭の一部(夜の神事)を見ることができました。

鳥居前の「御神燈」が灯り

拝殿前も照明が点灯され

すっかり暗くなりました。社殿での神事が執り行われた後、本来であれば御神輿のお下りに続く御供提灯の行列が行われます。

 

神社境内や薬王寺公民館で詳細な説明がありましたが、今年の大祭は、コロナ禍の中で開催されたため、例年とは異なり御神幸(御神輿に続く御供提灯の行列)がないという変則的な内容だったそうです。それでも地域の伝統を絶やさないという思いが伝わってくるようでした。

御神幸がある集落のメインストリート3か所に注連縄が張られます。ここは神社に近い所

ここは中ほどの所

ここはお旅所(御仮屋)に近い所

(おまけ)
この神社の社号は、文献などには「白髭」とか「白鬚」とか記されていますが、原号は「白賀大明神」だったとか。その由緒などにも諸説あるようで、な~んでそうなったのかとか、なんだかよく分かりませんでした・・・。

現地で説明を受けた彫刻類は、暗くて良く見えませんでしたが、古賀市教育委員会歴史資料館発行の「れきしのアルバム」(H24・3・30改訂版〉には、「・・・(略)神殿とその彫刻は市内で最も古く,龍の彫刻・蟇股(かえるまた)の鹿や五位鷺(ごいさぎ)の彫刻・象の木鼻(きばな)・海老虹梁(えびこうりょう)・懸魚(けぎょ)など優れた建築の技が随所に見られる。特に阿吽(あうん)の龍は背中に鰭(ひれ)があり,薦野の天降神社のよりわずかに10年前のものですが異色です。(略)・・・」とあるので、後日、見に行くことにします。

店舗情報

店舗名白髭神社
所在地古賀市薬王寺1027
TEL
営業時間
定休日
Webサイト
駐車場
地図
【記事を書いた人】
千鳥ヶ池のめだか 街歩きと歴史探訪の記事が得意。古賀の歴史を様々な視点から伝えています。

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