第5回 「古賀郷土史研究会」地名由来シリーズ 【今在家(いまざいけ)】

「今在家」の裏通り


若八幡宮。祭神は応神天皇。
由緒は不詳、明治5年に村社となる。
境内神社は、菅原神社(菅原神)、貴布禰神社(高龗神、闇龗神、素盞嗚尊、奥津姫神)。

「今在家」の地域を古賀市役所から古賀グリーンパークまでの【歩いてん道 古賀コース】が通る。

 

「今在家」(いまざいけ)

1 「在家」は荘園制度に由来し、徴税の単位。
2 「在家」の「在」は在郷の意で「郷里」、「家」は「領地」を意味する。本来の「在家」の意味は寺社の荘園の中にある村で、裕福な名主家(人)が供物を納めていた家を「在家」、「宮在家」、「中在家」などという。その在家があった場所を「〇〇在家」という地名が付けられた。「今在家」の「今」は新しいという意味で、新しく出来た集落を意味する。
3「在家」は鎌倉・室町時代にかけて存在した特殊な農民をさす言葉。
4 古賀の「今在家」の地名は中世に付けられた。当時、この一帯に新しく開発した土地に付けられたもので、小さな集落があったことから付いた地名。

 

※ 詳しい内容は「古賀郷土史研究会」ホームページをご覧ください。

※ 「古賀郷土史研究会」ホームページ
(https://sites.google.com/view/kogalh)

【記事を書いた人】
千鳥ヶ池のめだか 街歩きと歴史探訪の記事が得意。古賀の歴史を様々な視点から伝えています。

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