【古賀はこがんとこばい】「古賀PICK UP」で「古賀」を歩く「筵内」編エコロの森 古賀清掃工場

旧福間清掃工場は、搬入されるごみの量の増大や質の変化、焼却施設の老朽化などにより、ダイオキシン類の排出が規制される平成14年度12月以降の操業ができなくなりました。

そのため、平成10年に東部清掃工場(宗像市・玄海町)と西部清掃工場(古賀市・新宮町・福間町・津屋崎町)の2か所に分散して建設されることになりました。

西部清掃工場については、数か所の建設候補地の中から、最終的に筵内玄望園が選定され、建設計画の住民説明会を経て、建設反対のデモ行進や意見書提出、住民訴訟が起こされるなどの紆余曲折を経て、平成15年3月31日に完成し、同年4月1日に操業しています。

九州自動車道 古賀SA(上り)から見た玄望園。左端に「エコロの森」が見えます。

「ごみ焼却施設」。「エコロの森」は、ごみ処理やリサイクルについて学習できる清掃工場で、「ごみ焼却施設」、「最終処分場」、「リサイクルプラザ」、「再生・展示棟」という4つの施設で構成されています。事前予約をすれば、祝日を除く月曜日から金曜日に工場見学ができるようです。

 


「再生・展示棟」。おとな向けや子ども向け教室、フリーマーケットなどの館内イベントも開催されています。

翼竜が飛ぶ「再生・展示棟」館内

古賀市立歴史資料館に展示されている昭和61年(1986)撮影の「古賀市航空写真」。「エコロの森」がある「玄望園」は、昭和41年(1966)頃にみかん園として開墾されたそうですが、現在では、古賀市企業誘致プロジェクトが展開中。


古賀市観光協会作成の「古賀PICK UP」

【記事を書いた人】
千鳥ヶ池のめだか 街歩きと歴史探訪の記事が得意。古賀の歴史を様々な視点から伝えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください