12月16日 古賀市による勉強会「エボラ出血熱等に関する感染症対策」が開催されます

最近、よくマスコミで話題になることがあるエボラウイルス。それを含むいろいろな感染症対策の福岡県における最前線の拠点は、実は古賀市内にあります。

私たち住民にも身近な存在の「(独)国立病院機構・福岡東医療センター」がその役割を担っています。もしも、博多港や福岡空港などで重篤な感染症の疑いのある方がいらっしゃると、福岡東医療センターに搬送されて経過観察や治療が行われるという流れになっています。

もともとは、福岡市中央区唐人町にあった福岡市の子ども病院に感染症センターが併設されていて、そこが福岡県としての第一種感染症指定医療機関でした。その子ども病院が今年の秋に福岡市東区香椎照葉地区(人工島)に移転するにあたり、感染症センターを切り離したもので、その感染症対策の機能が福岡東医療センターに移されたというものです。

福岡東医療センターでも、機能の受け入れのために数年前から準備が進められ(参考:福岡東医療センターの説明会資料(平成24年2月))、病棟を新築し、必要な高度医療の機材なども導入されています。

地球温暖化による媒介となる生物の分布の変化に伴う感染症の拡大や、観光やビジネスでの人と人の行き交いが増えることによって、感染症の拡大は予想されて準備が進められてきました。ここ最近になって、実際に今までに国内であまり発生していなかった感染症がやっぱり入ってきましたね…という段階に来ました。

そんななか、古賀市役所(予防健診課)さんの企画で、改めて今の段階でこそ、エボラ出血熱等に関する感染症対策を勉強しましょうという勉強会が開催されます。

開催日時は、12月16日(火)の19時から、中央公民館の大ホールで。

エボラ市の説明会日程

詳しくは http://www.city.koga.fukuoka.jp/news/d/1860 をどうぞ。

古賀市が主催して、福岡東医療センターをはじめとする関係機関の取り組みを紹介してくれるそうです。

有事の際に慌てず騒がずに、市民として患者さんの回復や感染症の拡大防止への支えができるように、まずは今のうちにお話を聞いてみておくといいかも。そもそも気になる/知らなかった!って方ももちろん。

古賀市に暮らす方も、古賀市に働いていたり学んでいたりする方も、古賀市を通り過ぎる方も。

 

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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