福岡県よろず支援拠点の相談員さんと、古賀でテレビ電話経営相談!ビジネスの課題を古賀で解決して売上アップへ!

「福岡県よろず支援拠点」という機関が、吉塚のほうにあります。

吉塚駅の近くにそのオフィスがあります。予約制ですが、土日も含め相談の機会があります。一定の範囲内とはいえ、相談料は無料!国が運営しており、ビジネスを成功させて先々に法人税などで国に還元してくれればイイから…ということで、「目の前にあるビジネス上の課題」や「継続し展開できるビジネスモデルの組み立て」などちょっとした課題の解決策に寄り添ってくれます。

詳細は後述しますが、古賀駅から鹿児島本線を使って約20分ほどでつく事務所で相談をする以外にも、古賀にいながらにして相談をすることができるそうになったそうです。

吉塚にまで行かなくても、古賀で相談できるチャンスが拡大

吉塚まで行けば、専門分野の相談員さんとお話することができます。ですが、いろいろなビジネスの形態と、その運営される方の都合によっては、吉塚まで出ていくのも大変です。また、タイム・イズ・マネーとも言われる中で、吉塚まで行く時間を減らすために古賀で相談したいということもありえます。

月に1度は、古賀に出張相談にどなたかが来てくれるので、希望する分野の相談員さんが来るのを待つ…という方法もあります。ですが、いつまでたっても問題を解決してくれそうな分野の相談員さんが古賀に来てくれない…ということも考えられます。

そんなこともあろうかと…ということで、「福岡県よろず支援拠点」さんが新たな相談機会の拡充を行っています。それは「テレビ電話経営相談」!

事前予約により、相談したい領域の相談員さんとの都合を調整することで、吉塚まで行かずに古賀で解決に向けた相談を行うことができます。1回につき1時間。相談料は無料!

会場は、古賀市商工会館。商工会員じゃなくてもOK!

吉塚の「福岡県よろす支援拠点」の相談員さんとは、ネット回線を通じたオンラインシステムで会話をしながら相談します。その端末は、古賀市商工会さんの事務所に設置されており、商工会さんに現在会員登録をしている・していないにかかわらず、予約により相談のために利用することができます。

というわけで、とある経営者の方が「福岡県よろす支援拠点」の相談員さんとのオンラインシステムによるテレビ電話経営相談を利用される機会にご一緒させていただきました。ご理解いただいた経営者さん、福岡県よろす支援拠点さん、古賀市商工会さんありがとうございます。

古賀駅西口から徒歩2分程度のところに、古賀市商工会館があります。1回の相談時間は60分。オンラインシステムの接続確認や、ちょっとした事務手続きなどもありますので、相談員さんとの相談開始時刻よりもちょっと早めに商工会さんを訪ねましょう。

使用する機材は、古賀側はタブレット端末です。イヤホンやヘッドセットなどを身に着ける必要はありません。

吉塚とも無事に接続ができ、相談員さんが登場してくださるのを待ちます…。

オンライン相談がスタート!音声も表情もしっかり伝わります

開始時間になると、相談員さんが登場!

撮影の関係で、光の反射があってこの写真では相談員さんの表情が読み取れませんが、相談の現場ではステキな笑顔がつたわります。

リアルタイムに反映されるオンラインならではの場で、質問の意図の確認もでき、事業者さんが「本当に聞きたかったこと」「質問にはないけど、実際に困っていること」を相談員さんが見つけてくれて、さらに、いろいろな解決策や代替案のご提案をいただいたりもして、相談されている経営者さんもホッとしていきます。

接続先の「福岡県よろず支援拠点」側ではこうなっている

時を同じくして、吉塚の「福岡県よろず支援拠点」では…

パソコンの画面を見つめているのは、今回の相談を担当される相談員の小竹理香さん。就職後、結婚・出産を機に「起業の夢」を叶えるため行政書士の資格を取得され、2010年から開業された方です。行政書士としてご活躍される以前は、九州各地の温泉やうまいもん巡りに明け暮れた出版社勤務、英会話教室講師、大手飲食店、特別支援学校といろいろなお仕事を経験されています。

60分の時間を大事にしながら、質問の意図と、その質問の裏にある課題、そしてその解決策をさぐっていきます。

「福岡県よろず支援拠点」の相談員である以前に、行政書士として各種許認可の申請書作成などで多くの事業者さんと接しており、かつ、行政書士事務所としての経営にもあたっていることから、今回の直接の相談以外でもいくつか先々に顕在化しそうな課題を見つけたりも。

吉塚側でも、相談に来られた方の表情はバッチリ見えていますね。

距離と場所という制約を越えて、画面を通してお顔を見ながらの対話という相談の機会が、ちょっとでも解決に繋がっていくことでしょう。また、直接にこの相談時間内に解決できないとしても、「相談することができた」「相談しながら、誰かに話すことをきっかけにして、自分で解決策をみつけることができた」ということに繋がる…のかもしれません。

希望により、古賀市商工会の経営指導員さんも同席してくれます

「福岡県よろず支援拠点」の相談員さんは、今回の行政書士さん始め、税理士さんや中小企業診断士さん、すでにビジネスを軌道に乗せた先達の経営者さんなど、いろいろな方がいます。けど、古賀という場所をビジネスの拠点に選んだ人に対する地域事情・地域特性に基づく相談への対応は…と思ったりしませんか。

そんなこともあろうかと…ということで、希望をあらかじめ出しておくと、「福岡県よろず支援拠点」の相談員さんとのオンライン相談の場に古賀市商工会の職員さんも同席してくださることがあります。(職員さんの都合にもよります。また、相談の内容に応じて「同席の希望をしない」ということもできます。)

商工会の経営指導員さんは、地域に密着した中小企業・小規模事業者の支援を行っています。古賀界隈の地域事情にとても詳しく、また、それがゆえに地元密着型の事業運営に必要な各種制度やノウハウの知見の蓄積もあります。

専門性の高い「よろず支援拠点」の相談員さんと、地域事情に明るい商工会の経営指導員さんを交えながらの会話のなかで、いろいろな気づきや発見も出てきそうな雰囲気です。

今回は、古賀市商工会事務局の事務局次長でもある、経営指導員の山下康仁さんが同席されていました。

商工会さんとしても、古賀で何か新しいビジネスを創りたい!という方はぜひ応援したいということで、可能な限り同席できるようにされているそうです。もちろん、企業秘密は守ってくださいますし、同席しないほうが良ければ無理に同席することもありません。暖かく見守ってくれます。

先々、どういう形であれ、古賀でビジネスの芽が出て、育っていき、雇用の発生や地域活性化、所得の向上などに繋がっていけばいいなという思いで寄り添ってくれます。先々に儲かった時に商工会の会員としてお迎えできればという思いはあるようですが、まずは芽が出ること・育つことから。

そんなわけで、古賀で何か始めたいという方は、悩むことがあれば「福岡県よろず支援拠点」の無料の相談窓口である「テレビ電話相談」を使って解決策を探してみてはどうでしょうか。

もちろん、古賀市商工会さんの経営指導員さん単独でも相談に対応できるそうです!

補足:福岡県よろず支援拠点について

経済産業省が各都道府県に1箇所ずつ、地域の支援機関と連携しながら、中小企業・小規模事業者が抱える様々な経営相談に対応しているものです。福岡県内では、(公財)福岡県中小企業振興センターが運営しています。

経営に関することなら、何でもOK! 創業希望者・小規模事業者・中小企業の皆様がすぐに使えて、具体的で、なるべくお金をかけない色々な取り組みを相談するために、様々な分野の相談業務を行っています! もちろん、ちょっとしたヒントを得るためでもOKです!

平成30年9月末の時点では、39名の相談員さんが。

税理士さん・中小企業診断士さんに資金調達や資金繰りのアドバイスをもらったり。
社会保険労務士さんや行政書士さんに雇用その他の手続きのアドバイスをもらったり。

デザイナーさんやカラーコーディネーターさん、心理カウンセラーさんなどもいて、お客さんや従業員との共感をめざすための手法を紹介してもらえたりもするようです。

中には、現役の飲食店などの経営者さんの姿も。相談の分野・内容によって、専門の相談員さんを選べるほか、状況が変わればそれに応じた相談員さんにつないでいってくださってビジネスの芽を暖かく見守って育ててくださるそう。

また、そこに単に相談事務所を構えるだけではなく、県内各地に相談員さんが出張相談やセミナーの機会を開催してくれたりします。

非営利ベースながら「古賀すたいる」も活動を継続するために広告その他で団体としての収入を確保しようとしていたりしますけれど、そうしたところへのヒントもいただいていたりして助かっています。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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