添田町で開催された、第16回「ふくおか水もり自慢!」に、古賀市の団体さんたちの発表を聞きに行ってみた(12/8)

福岡県の河川整備課さんが取りまとめをされて、水を中心に、川・森・海・山に関わる団体、大学、行政が一堂に集まって、日頃の活動や思いをお互いに紹介しあい、学びと交流の機会にする行事「ふくおか水もり自慢」が今年も開催されていました。

報告者募集の記事も、今年10月に作成させていただいています。

年に一度、福岡県のどこかで開催されています。2016年の開催地は古賀市でしたので、ご記憶にある方も多いのでは?

2019年の開催地は添田町。古賀市からは3団体登場するという情報を聞きつけ、「古賀すたいる」も会場にお邪魔してみました。

今年が16回目ということは、これまでに15回開催されてきたということ。ちょうど15回分の記念冊子が作られて配布されていました。いろいろな方の思いがぎっしり。

冊子の中を見ると、2016年の古賀での開催の模様も掲載されています。(個人的に、受け入れ側の事務局長みたいな立ち位置させていただいていたので、とても思い入れもあります。)

添田町の方々大変だっただろうなあ…、でも楽しかっただろうなあ…という裏方目線の思いも抱えつつ…。

話を2019年に戻します

2016年の古賀市に関する個人的な思い出話はここらへんで終わり。2019年の添田町での「ふくおか水もり自慢」のレポートに戻ります。

午前中は、「研究者の方々の基調講演と、現地の方々の基調報告」。私は、午前中にちょっと別件があったので拝聴することができなかったのですが、たぶんここでしか聞けない話があったはず…

お昼ご飯は、カレー。なんと鹿肉いりのジビエカレーと、野菜カレーが選べます。いずれも1杯あたり500円。

提供されていたのは、地元・添田町の「食生活改善推進員」の皆さんと、「地域おこし協力隊」の皆さん。食の専門家の皆さんがタッグを組んで、オイシイお昼ご飯(と夕食懇親会のお食事)を準備してくださっていました!

ちなみに、添田町の「地域おこし協力隊」の食の専門家・ささキングこと佐々木さんは古賀にも来られたことありますよ。

古賀での視察が、添田での活動に活かされたのかもしれないと思うと、胸が熱くなります…(←私の妄想が暴走しています)

話を当日の「ふくおか水もり自慢」に戻します

お食事のあとは、福岡県内各地からの40もの報告!うち3件が古賀市。なお、数件は佐賀県など県外からのエントリー。

英彦山のふもとということで、修験者の服装(手作り)で報告されるところもあれば

地元の県土整備事務所の方は、丁寧にパワーポイントで職掌の詳細と管轄エリアの特徴を報告されたり

「これぞアウトリーチ!」と見せつけるかのように、『TT兄弟』ネタを使って楽しく防災意識の高揚につながる演劇スタイルをとる福岡県の本庁の職員さんたちの報告があったり

学校の体験活動、公民館の地域行事、企業のCSR活動、大学の調査研究と行政との域学連携など、多様な主体の多様な形態の取り組みが報告されていました。

なかでも、子どもたちの発表は、それをステージ袖や会場から見守る大人の方々のドキドキハラハラ感も含めて、40代の私に「この子達や、さらなる次世代に、福岡県内の豊かな自然を残していきたい」と思わせるに十分でした。

運営は、そうした子どもたちへの体験学習を大事にしている、添田町の「こてんぐ塾」の皆さんが中心に。

日頃から活動されている方々が、開催地の主管団体として取りまとめて今年の「ふくおか水もり自慢」を開催されただけあって、添田へのこだわりが随所にあり、また、ホスピタリティ溢れるプログラムになっていました。「こてんぐ塾」の皆さんありがとうございました!

来年度は、いわゆる福岡都市圏エリア(2016年に開催した古賀以外のところ)で開催とのこと。古賀市から、添田よりは近くなると思いますので、ぜひ皆さんも会場でご覧になってみてください。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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