＜和白干潟まつりのご案内＞

「和白干潟？」とご存じない方も多いかもしれません。
ところが、古賀市でも「子どもの頃にアサリ掘りに行った！」という年配の方々は
よく覚えていらっしゃいます。古賀市から近くにこんないいところがあるのです。
和白干潟を守る会には古賀在住のスタッフも3人います。

博多湾の東の端にある福岡市東区の和白干潟は、福岡市のような大都会でありながら自然の姿を残す貴重な干潟です。秋から春にかけて、渡りの途中に立ち寄ったり、
越冬するたくさんの渡り鳥のガソリンスタンドの役目を果たしています。
絶滅危惧種の「クロツラヘラサギ」や、九州では珍しい「ミヤコドリ」などが見られ、新聞に“冬の使者”などと写真で紹介されたりしています。

和白干潟まつりは、和白干潟の自然環境を多くの人に知ってもらい、次世代へ引き継ぎたいという思いで31年間、干潟の前の草原（海の広場）で開催しています。
主催は自然保護団体「和白干潟を守る会」と「グリーンコープ生協福岡東支部」です。

「バードウォッチング」や「干潟の生きもの観察」、「干潟の植物観察」、「自然あそび」など専門家が指導する観察会のほか、子どもたちに大人気の「海の中道マリンワールドのタッチプール」や、バザー・模擬店、写真展、パネル展など多彩です。
お店には、古賀市小山田の工房「薫風舎」さんの木工小物のお店や、無農薬野菜・ミカンの販売、手作り布小物や、ベラルーシの雑貨、ひもくじもあります。グリーンコープ生協はじめいろいろなお弁当も選べます。コーヒーや手作りケーキ、焼餅もあります。
広場にはステージ前にベンチもあり、バザーの弁当やお菓子を食べながら、マジックショーやコーラス、紙芝居なども楽しめます。

ご家族連れでぜひ遊びに来てください。
ただし、公共交通機関でお願いします。
駐車場はグリーンコープ組合員さんは組合員証提示で入れます。

【記事を書いた人】今村
	古賀の山、海、田園風景が大好きで古賀市に移り住んで１２年。古賀を知ろうと歩き始め、ウォーキングの仲間たちと巡り合った幸せ。故郷島根県松江市の高校では考古学部出身、歴史好きの私の心をときめかしてくれる遺跡も出土し、歩く楽しみも一段とアップ。自然を守ること、ミステリーも大好きな好奇心旺盛な７３歳。渡り鳥がたくさんやってくる福岡市の和白干潟を守る活動もやってます。