古賀市内各所で職業体験学習・ドリームステージが!子どもたちのための、事業所の心意気ここにあり!

平成20年度より、中学生の職業体験学習の拡充を図るため、市教育委員会と市立中学校が連携して市内中学校合同の職業体験学習事業「ドリームステージ」が行われています。

9月中旬の5日間、1日7時間程度の体験学習。

5日間通しで同じ事業所を訪問する子どもたちもいれば、2日と3日のような感じで、異なる事業所を渡り歩く子どもたちもいます。みっちり事業所を知る子どもたちと、いろいろ見て回る子どもたち。いずれにせよ楽しそう!

受け入れをされているのは、商店、飲食店、工場、農場、保育園、幼稚園、小学校、病院、介護施設、公共施設等など。基本的には古賀市内の事業所さんです。でも、その事業所さんの配達などで、市外に飛び出していくことも。

受け入れを目印はこんなノボリ。

受け入れ事業所さんに、受け入れ経費や謝金は学校や古賀市教育委員会などからは一銭も出ていません。指導に経費はすべて受け入れ事業所持ち。どの事業所さんも「心意気」だけでやってます。次世代の子どもたちに、少しでも豊かな経験をしてもらいたいという、ただそれだけ。

それでも、多くの事業所さんが受け入れをされています。

2019年の受け入れ事業所さんピックアップ

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今週は古賀市中学生職業体験学習「ドリームステージ」が行われています。 #古賀市 内のたくさんの事業所に中学生が職業体験に来ています。 #愛和病院 にも可愛い二人の女子中学生が来ています。👩🏻👩🏻 #受付 や、#栄養士 さんのお手伝いをしたり、#託児 のお手伝いをして病院の中の色んなお仕事を体験してもらっています! 最終日の今日は、#新宮 の#母と子ライフサポート館 へ体験学習です👩🏻 色んなお仕事を体験して、将来の夢をたくさん膨らませてもらいたいです。😊 可愛い中学生にスタッフも癒されてます💓 愛和病院では20年前から#体験学習 の受け入れをさせていただいています。 今後も#地域 の子供たちの成長を地域の皆様と一緒に見守っていきたいと思います😊 #古賀市 #ドリームステージ #体験学習 #愛和病院 #古賀市の産婦人科 #福津市 #新宮町 #宗像市 #福岡市東区

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送り出す学校側のレポートもあります。

学校の皆さんも、事前にいろいろな研修の時間を設けて、ビジネスマナーをしっかり教えてくれています。

「古賀すたいる」の取り組みにも来てくれました

こういう動きを踏まえて、「古賀すたいる」では、2018年より私たちも受け入れ事業所に手を挙げてみました。手続き上は「古賀すたいる」をサポートしている一般社団法人STANDARD KOGAとしての受け入れですが、「古賀すたいる」における取材・撮影・執筆・編集活動として取り組んでいます。受け入れる大変さを身をもって知ってみたいというところや、中学生の生徒さんから私たちが教えてくださることも多くて。

「古賀すたいる」の場合は、取材・撮影・執筆・編集活動が中心です。となれば、取材にご協力してくださるお店さんや、研修会などの催しをされている主催者の方々のご協力が必要不可欠です。

生徒さんたちにたくさんの思いをお話してくださった阿部饅頭店さん
料理講習会に潜入取材をさせてくださった「古賀市シルバー人材センター」さん
接客の心構えなどを語りかけてくださった如水庵さん
NPOやボランティアの意義を教えてくださった古賀市市民活動支援センター「つながりひろば」の皆さん
中学生が挨拶しやすいように名刺を作ったのですが、その台紙をご提供いただいた古賀市経営企画課の皆さん

あ、名刺は、古賀市のためのPRをしてくださるなら、どなたでも貰えます。

また、古賀市教育委員会の学校教育課の職員さんや、福岡県社会教育総合センターの職員さんも、中学生と、その受け入れにチャレンジしている「古賀すたいる」への激励に来てくださいました。

なお、市議会の開催中ということもあって繁忙期を迎えている中、古賀市議会の議員さんたちも街ですれ違ったりしたときには激励の声をかけてくださったり。

古賀市長さんも同じく激励メッセージを届けてくださいました。ありがとうございます。

この記事は、とてつもなくザックリとしたダイジェスト版ですが、折に触れてもっと詳しいレポートをして行くと思います。中学生の書いた記事も登場するはず。こうご期待!

大阪府や大分県からオンラインで添削等も

ちなみに、今回のドリームステージは、「古賀すたいる」のメンバーがかなり参戦!

昨年のドリームステージに大活躍した、産休中のメンバーや、本業が忙しいメンバーは今回かかわっていませんが、代わりにビデオ中継アプリを使って大阪・大分からオンラインで添削などを実施しています。ハヤリのリモートワークですね。

入れ代わり立ち代わりにいろんな人が関わる「古賀すたいる」の活動にどっぷりかかわってもらった生徒さんたちが、どんなことを学び、どんなことをこれから古賀に活かしてくださるのか、それがただひたすらに楽しみです。先々の進路において、古賀を飛び出していったとしても、この5日間の思い出を残しておいてくれたらうれしいですね。

2020年のドリームステージの受け入れされませんか

さて、受け入れ事業所としての体験をさせていただいた「古賀すたいる」から、古賀の事業所さんに受け入れ事業所のおススメです。

学校教育課さんが取りまとめをされておられますが、生徒さんの希望する形態の事業所さんが十分になかったり、人数の偏りが生じたり、事業所によっては日数が限られていたりなどで、まだまだ十分に生徒さんの期待に応えられる事業所さんの数が足りてないとのこと。折しも「働き方改革」などで、こうした「直接の利益につながらないこと」を取りやめてしまう(取りやめざるをえない)雰囲気も世の中にはあり…。

古賀市商工会さんなどを通じて随時お声がけはされているそうなのですが、なにぶん古賀市内も広いので、ドリームステージの受け入れの意義が浸透していないみたいで。

ここまでこの記事を読んでみていただき、「うちも受け入れてみようか」と思った事業所の方々は、学校教育課さんに聞いてみるといいかもしれません。

業態その他、子どもたちの教育に資するという大前提がありますから、すべて受け入れ事業所となるかはわかりませんけれど、まずは相談してみてはどうでしょうか。子どもたちの未来のためですから。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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