「『描く』で味わう『伝わる・繋がる』!グラフィック・ハーベスティング基礎講座」に参加してきました!

こんにちは!小山田斎宮のまゆこです!

今回の話題は、「グラフィック・ハーベスティング」です。

それって何?と思われた方、まずはこちらの写真をご覧ください。

DSC06512

カラフルで、とっても可愛い♡

なんとこれ、世間でいうところの「議事録」なんです。

議事録というと白黒の文字ばっかりで硬いイメージですよね。

でも、「グラフィック・ハーベスティング」の考え方を用いると、こんな風に右脳にビビっと来るようなものにすることができるんです。

そもそも、「グラフィック・ハーベスティング」とは、

グラフィック(文字だけではない、視覚的な表現)の技術を使って、大切な話し合いを行動につなげるためにプロセスをデザインすること。

難しそうだけどとっても面白そう!

今回は、このグラフィック・ハーベスティングの基礎講座に参加してきました!

お誘いしていただいたのは、以前もお話ししていただいた、「古賀出身」の梯愛依子さん。講座ももちろんですが、梯さんの姿を見るのも楽しみです!

そんなわけで、一般社団法人サステナビリティ・ダイアログさんの「『描く』で味わう『伝わる・繋がる』!グラフィック・ハーベスティング基礎講座」への参加レポートです!

はじめてのグラフィック

3月20日、都久志会館。

会議室に入ると、壁にはたくさんのグラフィックが飾られています。

3

 

なんとこちらは、今回の講座のプログラム。

春ということで、小川をイメージしたデザインです。

「泳げなくてもまずは川に飛び込んで、泳ぎを練習するようにグラフィックを学んでみよう」という思いも込めているとか(^^)

 

10:30にプログラムはスタート。

2

まずはドーナツ型を描いた紙に、グループのメンバーの話を聞きながらまとめる「ドーナツチェックイン」。

うーん…むずかしい。お手本のグラフィックからはかけ離れた出来になってしまいました。

 

次は、基礎練習。

1

こんな簡単な線から

四つのP

四つのP、People・Place・Process・sPeech。

アイコンホワイトボード

様々なモノを表すアイコンまで。

一つを丁寧に描くより、たくさん描いて慣れるように練習します。

絵しりとり

そして、今までの練習を生かした絵しりとり。

目で見てすぐに分かるように、そして短時間でシンプルに描く練習にうってつけです。

そして次は、ついに「グラフィックレコーディング」!

一人のスピーチを聞きながら、参加者全員でグラフィックを作成。

書いてる

実際の会議で良く用いられる、紙が壁に貼られている状態も体験します。

 

まゆこが描いたものはこちら!

夏休み

…初めてにしてはいい出来だとしておきます(-_-;)

スピーチがどの方向に進むのか全く分からない状態で描き進めていくのが、予想以上に大変です…!

グラフィック・ハーベスティングのための8ブレス

その後、「8ブレス」についての説明です。

8ブレスとは、何かを生み出すときに踏む8つの過程のこと。

  • 使命感を感じる
  • 大切なことを明確化する
  • 支度を整える
  • 集う
  • ハーベスト(収穫)する
  • 行動する
  • 振り返り学ぶ
  • 全体を通してやってみる

「ブレス(呼吸)」という名の通り、普段は意識していないかもしれませんが、みなさん自然とこの過程を踏んでいることが多いですよね。

そして実は、ここまで習ってきたグラフィックは、この8ブレス全体に積極的に関わっていくことで「グラフィック・ハーベスティング」としての意味を成すんだとか。

確かに、8ブレスの最初から参加していないと、どんなグラフィックを作ればいいのか見当がつきませんよね。でも現状では、「その会議でどんな成果が必要とされているのか」などを教えてもらえないままグラフィック・レコーディングをする、という要望もあり、貢献したい気持ちが発揮できなくて残念に思うこともあるそうです。
最後には8ブレスについてのディスカッション、グラフィック・ハーベスティングのテンプレートを元にした演習があり、18:00にプログラムは終了です。

これからにつながるグラフィック・ハーベスティング

冒頭でご紹介した梯さん、この講座の前のスタッフミーティングでこんなことを言っていました。

「参加者のみなさんが、120%満足した!と言って終わってほしくない。むしろ講座のあと、対話の場で実践して行きたい、そのために、もっと学びたい、という気持ちになってもらえるようにしたい。」

その言葉の通り、10:30から18:00までの長丁場でしたが、参加者全員が「これからもグラフィック・ハーベスティングを深め、生かしていきたい」と思える素敵な講座になりました。

これまでまゆこ自身も、白黒の文字だけの表現に触れることが多く、退屈してしまったり上手く伝えることができず困った経験がありました。

これからは今回学んだことを、授業のノートや会議のとき、そして古賀すたいるでも生かして右脳にビビっとくる表現をしていきたいです(^^)

【記事を書いた人】
歌って踊れる古賀市市民劇団DAICOONのOG。古賀歴=年齢のバリバリの古賀っ子です♡若さと自慢の声量を武器に古賀を駆けまわります!

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