「公(おおやけ)」の政策に関わるということ/古賀市と福岡県で審議会の委員を募集中

審議会。

Wikipediaによれば、「国(政府)または地方自治体などの行政庁に付随する行政機関、あるいは民間の組織などに任意に設けられる合議制の諮問機関の名称の一つである。」とのこと。

難しいことはそっちでご覧いただくとして(←こら)、ぶっちゃけて古賀すたいる的に表現すると、なんか計画を立てて、その計画にもづいていろんな取り組みを展開し、その結果をどう評価したらいいんだろうというときに、自分たちだけでそれらいわゆるPDCAをやるんじゃなくて、自分たちの視点では気づかない客観的な視点をもらってもっといいものを作ろう!みんなで幸せな社会を作ろう!という制度です。

行政の方々も、担当するエリアや分野に応じて、もっと普通に暮らす人々のために意味のある取り組みや、当事者に響く取り組みをしたいんだけれども、残念ながら当事者じゃないこともあるので、可能な限り当事者に寄り添うために当事者か当事者に近い人に参考意見を期待されていたりいます。

そんななか、ちょうど2件、古賀市役所さんと福岡県庁さんで募集がかかっています。古賀市さんは「文化芸術」の施策について、そして福岡県庁さんでは「男女共同参画」について。

古賀でフツーに暮らし、フツーに生きている方の意見が求められていますので、「なんかいっちょ県民や市民の仲間のためにやってみよ!」と思った方は応募してみたらいいかもしれません。

古賀市文化芸術審議会(募集期間は2/26まで)

古賀市では、文化芸術の振興を推進するため、文化芸術審議会を設置しています。その会において、古賀市の文化芸術について調査及び審議する委員を募集しています。

●文化芸術に興味関心・知識がある人(1人)
●歴史に興味関心・知識がある人(1人)

たぶん、歴史資料館での展示や、生涯学習センター(公民館)での文化行事、それに市内各所の【古賀という公共空間】の中での文化的な要素を探して見つけて寄せて、その意味を見つけ磨いて、古賀の公共空間全体を文化芸術で満たし、暮らしに潤いや豊かさを提供するために、普通に生活する普通の方の意見が必要なんだと思います。

募集要項は、古賀市の行事予定表の1月号で。

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文化芸術振興計画と、そのアクションプランに基づいて、古賀という公共空間の中に行政主催・民間主催あるいはその協働という形でいろいろな取り組みがありますが、そういった取り組み(たとえば「食の祭典」とかでの音楽イベントや、「商店街」の空き店舗を活用したギャラリーとか、旅館での博多にわかや大型紙芝居など)の事例を集めたり、さらなる展開のヒントを探したり…するはずです。

アクションプランとか眺めてみると、ちょっとワクワクしてきます。

bunka.geijutu.sinkoukeikaku.actionplan_ページ_1

bunka.geijutu.sinkoukeikaku.actionplan_ページ_2

bunka.geijutu.sinkoukeikaku.actionplan_ページ_3

福岡県男女共同参画審議会(募集期間は2/26まで)

県の方では、福岡県男女共同参画推進条例の規定に基づき、男女共同参画の推進に関する基本的かつ総合的な施策及び重要事項を調査審議するほか、県が実施する男女共同参画の推進に関する施策の実施状況などについて意見を述べる機関として設置されています。

男性も女性も、人間としての個性を活かし、性差にもとづくハンディがなく、世代を越えてみんなでハッピーな社会を作ろうってことだと思います。

こちらは、県全域によるものですが、福岡市や北九州市のような大都市で、スーツを着てバリバリと働ける職場があるような大都会での男女共同参画とはまた違った世界を、古賀市のような地方都市は持っています。古賀の実情に合わせて、等身大のとらえ方を元に、県内各地の男性も女性も楽しく暮らせるような社会づくりに関わってくれる方を県が求めています。

詳しくは県の募集ページをどうぞ

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

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