夏休みの読書に木村草太さんの著書はいかが?なんと9月30日に古賀で講演会がありますよ!

お盆も過ぎて、もうすぐ楽しい夏休みも終わり。

って夏休みの宿題がまだ終わってないよー!
私に断りもなく夏休みは終わっちゃダメ―!

…なーんて思っている方もいるのでは。または、のんびりしているお子さんに、そろそろ本気を出してもらわないと…と思っているお父さんお母さんも多いかも。

もちろん、順調に宿題が済んでいる方も多いかもですね。

というわけで、どちらのパターンにせよ、この夏の思い出に、ちょっと読書を深めてみたりしませんか。たとえば、木村草太さんの著書なんかどうでしょう。

「テレビが伝えない憲法の話」(PHP新書)では、憲法に対するリテラシーを高め、テレビ報道に左右されることなく、情報の取捨選択を読者自ら行えるようになることを呼びかけています。

また「憲法という希望」(講談社現代新書) では、選択的夫婦別姓問題や、地方自治など、現実の社会問題に対して憲法をどのように使い活かすのかを記しています。

木村草太さんといえば!

テレビ朝日の「報道ステーション」のコメンテーターとして活躍されていたり、新聞に連載記事を掲載されていたり、いろいろなテレビ番組や新聞報道に憲法を中心とした「法」に基づくコメントを寄せられていたりと大活躍中です。

1980年横浜市生まれ。2003年東京大学法学部を卒業し、同年から同大学法学政治学研究科助手。2006年首都大学東京の准教授、そして2016年から教授。

論文などの執筆活動もさることながら、ブログ ( http://blog.goo.ne.jp/kimkimlr )や twitter ( https://twitter.com/sotakimura )を活用した情報発信なども大切にされています。まだ30代ということもありますし、法にまつわる思いをさらに次世代の伝えたいという情熱も感じます。

最近の著書の例としても、わかりやすさを追求した法と政治の入門書を執筆されていたりしますね。

…で、なぜ急に夏休みのおススメ本に木村草太さんの著書を推すかと申しますと…

そんな木村草太さんの講演会が9月30日に古賀で!

なんと全国で活躍する木村草太さんが古賀で講演をされるとのこと。演題は「憲法ってなんだろう?~憲法施行70年を越えて~」。9月30日(土)の13時から、古賀市生涯学習センター・中央公民館の大ホール!800人収容!

企画されているのは、歌って踊れる職員さんとして局所的に有名になりつつある古賀市人権センターのみなさん

古賀で暮らす方々に、笑顔が広がるように。そんな情熱をこめて、今回も念入りな企画を準備中。今回は特に全国的に有名な方だし、憲法や政治の分野だしということで、しっかりと木村草太さんの著書を改めて読み込み中。

お招きする前にもかなり読み込んだそうですが、木村草太さんの講演会を実りあるものにするために、おススメな点や印象に残っている点、そして感想などを教えてもらいました。(※一個人としての個人的な読書感想文です。)

2冊おススメのコニシさんから

「学問」の楽しさは、普段は意識しないほど「当たり前」になっているようなことを、敢えて意識し「なぜそうなのだろう」と考えるところにある。

木村草太さんの本の一文だ。

「学問」を憲法に変えてみる。
「健康」に変えてみる。
「人権」に変えてみる。
「家族」に変えてみる。

当たり前のことなのに、多くの新しいことが発見できる。
当たり前のことを見直すことは楽しい。

当たり前が当たり前にあること。
その幸せに感謝する。
当たり前のことは忘れ去られがちだ。

私はこれからきっと、事あるごとに木村草太さんの本を読み返す。
この本に出会ってよかった。

「テレビが伝えない憲法の話」をおススメのミヤモトさんから…

我が家では毎朝必ずニュース番組が流れています。そんな私にとって「テレビが伝えない」という文言が非常に魅力的に見えたため、選出しました。

この本ではまず、憲法の役割や成り立ちについて身近な例を挙げつつ解説しています。次に、最近話題になったニュースを前章の開設を元に考えていきます。

「学校で習ったことがニュースで取り上げられた議論と繋がった」。そういうものかと思っていた制度の背景や理念が前章で理解できたため、論点はもちろん、専門家の発言意図まで理解することができました。一度でいいから、先生の講義、受けてみたいなぁ。

「ヘイトスピーチはどこまで規制できるか」を、タケトミさんから…

ヘイトスピーチを実際に聞くことは少ないかもしれません。

私はこの本をきっかけに動画サイトを検索しました。するとたくさんの動画が出てきました。それは、私たちの身近で起こっていることであり、関係のないことではないと改めて感じました。

みんなが暮らしやすい社会にするために、すべてを一気に変えることはできないと思いますが、地道に地道にコツコツ、まずは自分にできることから取り組んでいこうと思いました。

2017年の夏の思い出に残る読書として、また、9月30日に会場で聴衆としてその著者と語り合うための予習のために、これを機に「古賀すたいる」の読者のみなさんも木村さんの著書を読んでみませんか。

あらかじめ著書を読んでおくことで、その行間にある思いを見つけることができるかもしれませんし、「まだ著書にはなっていない何か」を、ステージと客席の間の対面での対話の中で、受け止めることができるかもしれません。

【記事を書いた人】
千鳥足 大人の事情で、顔出しNGでしたが、いったん解禁しました。けど気が変わってやっぱり顔出しNGに戻る。 徳島県生まれ・福井県育ち。幼稚園から高校まで古賀にいたあと、茨城とか東京とか長崎とかで過ごしたのちに古賀にUターン。 趣味: 読書。遠藤周作とか吉村昭とか阿川弘之・阿川佐和子とかが好き。 お酒飲むのも大好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください